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神秘家 水木しげる伝

水木しげるの自伝のような作品。
大阪市の図書館で借りられるが、中身は漫画である。

水木しげるは、かなりのおもしろい人生を歩んでいるようである。
が、本人は、わりとゆるゆるとしているような、そんな感じである。
ゆるゆるとした感じが伝わってくる。

たとえ、貧乏のどん底にいようとも、仕事で忙殺されるくらい繁栄していても、とくに変わらないようである。


完全版水木しげる伝(上) というのも、あるようなので、次はそれだ。
これも、大阪市の図書館でいけるようだ。
「二人の心」を離さない結婚のルール―「脳のしくみの違い」が男と女をつくる!
ジョン・グレイ著、柴門ふみが訳している。
副題に『「脳のしくみの違い」が男と女をつくる!』とある。
むかし、「話を聞かない男、地図が読めない女 」という本がはやった。
近いものはあるが、この本では、かなり具体的かつ効果的な実践方法が書かれている。
この本がはやれば、夫婦間のトラブルはめちゃくちゃ減るんじゃないかと思う。


よく言われている話だが、男はひとつのことに集中しやすい、女は一度にいろんなことに気が回る、という傾向にある。
一方で、女が頼んだことを男はつい忘れてしまう、という傾向が多い。
これは、男がひとつのことに集中するとほかを忘れてしまう特性から来ている。
そして、男はストレスを忘れることで対処する傾向もある。

よって、妻が頼んだこと(牛乳かってきて、だとか)を、夫は忘れてしまい、その過失自体も、たいしたことないじゃないか、と弁解する。

女はというと、ストレスは話をすることで対処する。
まず、妻が頼んだこと、そのこと自体を忘れられてしまう、という、ことが、軽んじられているのでは、つまり、愛されてないのでは、ということにつながる。
そして、そのストレスを対処するため、そういうことを夫に話す。夫はというと、自分の過失を責められるので、ストレスを感じ、ますます、弁解する。
夫が弁解すると、妻はますます、妻の言う言葉が軽んじられると感じ、、、、。
くるくると、マイナスのほうこうへ、どんどんすすんでいくことになる。


こんな問題は、くさるほどある。
めちゃくちゃある。
本書でも、いろいろと取り上げている。

上記のような特性を理解したうえで、どのように会話したらよいかが、わりと具体的に書かれている。
柴門ふみが訳しているが、けっこう読みやすい。


結婚する前からも、こういう本を読んでおけば、なにかと円滑になるだろうなぁ。



考えなしの行動? 」はデザインに関する本。
ここでのデザインは設計にあたる。
物を作るとき、どういう設計をしたら、人が使いやすいか。
人々の普段の何気ない行動から、発想のヒントを得よう。
そういうことを考えるための練習ができる本。

たとえば、この表紙。
この人は、どういった無意識の行動をしているか、読み取れるだろうか。

・この人は何をしているか?
財布を両手であつかいながら、紙袋を口でくわえている。
財布の扱いは、無意識ではない。
紙袋を口でくわえることが、無意識の行動だ。

そこで、この本では、
「動いているとき、両手を自由にする方法はいくつあるか。」
と解説をそえている。

ここからどういう服をデザインするか。どういうカバンをデザインするか。あるいは、受付、レジ、チケット売り場などのデザインにつながるのではないだろうか。

コンビニのレジで、おつりを渡されながらも(両手がふさがる!)、買い物した商品の袋も手渡しされる。
このとき、袋スタンドのようなものがあると、よりスムーズになるのではないか、と考えることができる。


設計者なら、こういう視点で、日常を観て、アイデアにつなげるべきだ、と。

日本語版では、一般者向けに、写真とともに上記のような解説が添えられている。
もしも、プロのデザイナならば、解説が巻末にある原著を読むべき。
写真を見てどう読み取り、解説を巻末で参照する、そういう練習により、日常生活でも生きてくる。

物を作る際には、作る技術と、思いつく発想が必要だ。
優れた発想をするためには、考えるだけではなく、観ることが必要である。
その"観る"精度によって、発想に広がりが出てくる。
著者の森博嗣は、大学に勤めていた。
大学の教授は、安定しているかもしれないが、給料はそれなりだ。
金銭的自由を得るための、1つの手段として、ビジネスとして小説を書いた。
そして、1996年、「すベてがFになる 」でデビューを果たす。
以降、1年に数冊以上のペースで計画的に作品を出版し、今では100冊以上の著書があり、物書きというビジネスを引退している。

この「自由をつくる自在に生きる」は、ビジネスとして書いたのでなく、珍しく、森博嗣の考え方を抽出した本となる。


自由の反対はなんだろうか。
辞書では、束縛、というところだが、この本では、支配としている。
生きていく上では、さまざまな支配がある、というわけ。

上記のような金銭的な支配、他人の目を気にしてしまう支配、仕事をしなきゃという支配などの外部的なもの。
それから、食欲や睡眠欲、思い込み、これには目がない、など、内なる支配。

そういった支配から解放されることが自由、というわけ。
言い換えて、自在、つまり、自分の思い通り、となる。


ポイントなのは、自分の趣味趣向という支配からも、解放されること、だと感じた。

甘いものに目がない私としては、甘いものに支配されている、ということになるわけだ。
もちろん、甘いものが好きで構わない。
けれど、自分の思い通りのタイミングではなく、つい食べてしまう、というのでは、自由ではない。


まずは、自分が何によって支配されているのか、考えてみるのが面白いと思う。
本では、他、いろいろなタイプの支配が、簡単に書かれている。
それから、著者流の、支配からの解放方法も、さくさくと書かれている。

読むのに時間はかからない。
こういう考え方がある、ということを知れる。
とても面白い考え方である。
そして、自分について考えてみると、とても深い。
細野真宏の「「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?」を読んだ。
数学的思考力というものを、とてもわかりやすく教えてくれる。

論理的思考というもは、よく聞く話しだと思う。
物事を論理的に話す能力だ。
これに、本質を見抜く力を加えると、それが数学的思考力、ときめている。

その数学的思考力を、年金問題を例に、さくさくっと教えてくれる。
よって、この本を読むことで、他の経済の話にも応用できる可能性が出てくる。
むしろ、その応用するための用途として、この本は書かれている。

もろに「数学的思考力」という本もあるので、そちらも読んでみたいところ。


できるならばは、年金がなくても平気なようにしたい。
・十分に貯蓄する
 か、
・不労所得を確保する
 か、
・生きてるかぎり働き続ける
と3つだろうか。

目指すところは、3番目で、生きている限り、働くなりして、収入を得続けたいところ。

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